距離感
2012.01.25 Wednesday 00:51
扉を開いたり閉じたり
その開閉のスピードや角度はそれぞれ。
重くずっしり、ゆっくり開く扉あれば、
パタっと開いたと思ったのに、一歩踏み出そうとした瞬間に
完全に閉ざしてしまう扉。
本当にそれぞれだけど、
一人でパタパタと開け閉めしていても、
中々自分の扉の事が分からない。
扉を開けようか開けまいか
あなたと接したところに初めて自分の
スピード感やタイミングの差や一致点が見えて来て、
この扉はこんなに重くてギシギシしてた!とか
少し開き過ぎ…少しだけ閉じて待ってみようとか
あれこれ葛藤があるわけです。
ひとりで居ると自分だけで
営みを形成出来るような気がしてしまうけれど
新しい風に当たろうと扉をパーッと開け放しても、
清々しい風がそこに無かったら。
美しい風景が一つも目に飛び込んで来なかったら。
部屋の中を暖かくしたくて、扉を閉めて落ち着いている間に
待ち人が尋ねて来たのに気付かず、寝過ごしてしまって
居心地の良いはずの部屋に、待てど暮らせど誰も尋ねに来てくれなかったら。
扉を開けたあとの後悔も、閉じてしまったあとの後悔も
あなたが居たから出来たこと。
そう思ったら、貴方が居てくれたことや
その傍らにいつもさやさやと吹く風や美しい風景があったことを思い出して
そんなことに心を動かされていた、
自分についてまた気付かされるのです。
疲れたあの子が、いつかまた清々しい風に当たることが出来ますように。
